管理栄養士の監修付!
「バナナのカロリーと栄養」

今、聞きたい!「バナナ」のホント

バナナの糖質は、体内への吸収が緩やかで腹持ちがとてもよいのが特徴で、糖質制限をする方にも安心して食べて頂けます。
ただ、何ごともそうですが極端なのは(食べ過ぎ)はダメですよ。バランスが大切です。量や組み合わせ、効果的な時間帯などを覚えて適度に摂りましょう。

カラダを作るのに大切な栄養とは?

カラダを作る大切な栄養素(3大栄養素)は炭水化物(糖質)・たんぱく質・脂質です。それぞれバランスよく毎日の生活で摂ることが一番大切ですね。偏った食生活では健康で楽しい毎日は過ごせなくなってしまいます。毎日ちょっとずつでもいいので栄養のこと考えてみましょう。

バナナのカロリーは意外と低い!

バナナ一本で約86キロカロリーです。ご飯だとお茶椀半分、6枚切りの食パン半分(何もつけない)と同じです。栄養バランスに優れたバナナは案外低カロリーなんです。果物の糖質はエネルギーに変わりやすく、糖質の吸収が緩やかなので主食代わりにという方が多いのも納得ですね。

バナナの「自然な甘さ」はカラダに必要!

バナナの糖質は、ブドウ糖、果糖、ショ糖などいろいろな種類を含んでいます。ブドウ糖はすぐに脳のエネルギー源となります。疲れている時や朝にブドウ糖を摂ると頭がすっきりとするのはこのことからです。果糖はバナナの糖質の中でもっとも多く含まれていて、血糖を上げにくく緩やかに体内に吸収される性質があります。果糖を多く含むバナナが太りにくいカラダを作ると言われるのはこのことからです。ショ糖はブドウ糖と果糖からなっています。いずれも自然な糖質はカラダに必要なんです。

バナナの栄養とカロリーはダイエットの強い味方

バナナはいろいろな種類の糖を含み、それぞれ体内に吸収される速度が違います。すべての糖が体内へ吸収されるまでに時間がかかる為、血糖値の上昇が緩やかになり、脂肪を溜め込むことを防ぎ肥満を予防します。ダイエットの強い味方と言われるのはそのためです。

食物繊維やビタミン、ミネラルがバランスよく含まれ美容にも嬉しいバナナ

美肌効果・貧血予防・むくみ解消・代謝アップ・便秘予防などのビタミンやミネラル、食物繊維がバランスよく含まれているので美容にも嬉しい!

バナナは運動前と運動後の強い味方!

バナナの糖質は20分程度で消化するため、運動する30分前に食べることをお勧めします。速やかにエネルギーに変わる糖質から順番に使われ、持続的なエネルギ―源となります。また、運動後30分以内に食べると筋肉を補修し、疲労回復に効果があると言われています。運動するときに糖質が不足するとエネルギー不足で十分な効果が得られません。しっかりと適正な糖質を摂りましょう。

朝の目覚めと安眠を助け、一日のリズムを作るバナナ

バナナってどんな時に食べていますか?朝の場合、忙しい朝はエネルギーにすぐに変わり持続する特徴があるので、一日のスタートにはもってこいですね。夜に食べると安眠効果も期待出来ます。質の良い睡眠はダイエットにも効果があると言われています。栄養バランスの優れたバナナをデザート・間食として摂るのもいいですね。

管理栄養士のつぶやき

バナナはオススメの果物!

バナナとヨーグルトそしてくるみをトッピングして食べるのがわが家の定番です!輪切りにしたバナナにココア(無糖)をふりかけてデザート感覚で食べるのもお勧めですよ。オットは、毎日欠かさずバナナを食べながら、糖質オフダイエットで半年で25㎏痩せました!食物繊維が豊富で栄養バランスの優れたバナナはダイエットに最適な健康食だと実感している今日この頃です。

沼津りえ

監修

沼津りえ先生
管理栄養士・調理師・料理家・cook会(料理教室)講師。家族を支える美味しいレシピが大人気。12年目を迎える料理教室では、親子・小中学生・大人・酒肴・ケーキ・パンなど多彩な教室を開催している。新聞・テレビ・雑誌などのメディアでも活躍中。著書「糖質オフのラクやせレシピ」「ちょこっとだけ漬けもの」「ラクやせ家ごはん」

バナナは、
栄養バランスの王様!

バナナは、炭水化物やタンパク質の他、ビタミン、ミネラル、葉酸、食物繊維などバランスよく栄養素が含まれている優れた果物。 老若男女問わず、毎日の食生活にバナナを取り入れて健康的に過ごしましょう。

栄養

バナナの「栄養」に関するコンテンツをピックアップしてご紹介します。毎日のバナナで健康的な体を目指しましょう。

機能

バナナの「機能」に関するコンテンツをピックアップしてご紹介します。想像以上のバナナの機能をぜひ、ご確認ください。

メリット

バナナの「メリット」に関するコンテンツをピックアップしてご紹介します。朝食にバナナが良いのは勿論、昼も夜も効果的。